2008年3月17日月曜日

back to Nagoya

 そして帰国する日となりました。Gilbertさんの事務所に寄ってサンプルを受け取り、九龍駅からエアポートエクスプレスで空港へ向かうのですが、その前にEricの使いの者からエディソン・チャンの秘蔵画像満載のCD-Rを受け取ってきました。これのためにわざわざ使いをよこすとは、まったくありがたい話です。

 空港に着いたらちょうど昼時。しばらく香港ローカルな料理が続いたためか、無性にトマトケチャップの何かが食べたくなっていたので、バーガーキングに駆け込みました。スパイシーワッパーを注文。ポテトが多過ぎ。

 帰りの便も台北で乗り換えて名古屋に到着。20時に着いたのでそのまますぐレストラン街へ行き、サラザンで蕎麦を食べて帰りました。日本はまだ寒かった。

 本日のトピック 香港ではケチャップが欲しくなります。

Nobu

2008年3月16日日曜日

with my old friend

 この日は完全にオフ。とはいえ、例のお客様が日本へ帰る日なのでお見送りしなくちゃならない。彼は私のビジネスパートナーのGilbertさんのことを知っていて、何度か彼の製品を使ってくれたりもしています。数年来仕事上のやりとりはありながら、実際にお目にかかったことが無いのでこれを機に彼に引き合わせて欲しい、というリクエストにより、私とお客様、そしてGilbertの三人で飲茶に行くことにしました。朝11時頃にホテルのロビーでGilbertを待ち合わせ、TimShaTuiの飲茶レストランにて昼食です。私も飲茶は久しぶり。ここ香港ではちょっとしたお祝いや、お昼になにか美味しいものでも食べたいな、というときに飲茶に行くようです。普段の食事という感じではないみたいですね。以前香港に住んでいたときには、職場のスタッフの誕生日にみんなで飲茶に行ったりしました。

 食後はお客様がお土産にドライマンゴーを買ったり(Gilbertが支払ってましたけど)した後、九龍駅に最近できたElementというショッピングモールへ移動し、ここでもお土産を選んだりして過ごしました。ここ九龍駅から空港へ直行する特急列車が出ているので大変に便利です。しかも駅で飛行機のチェックインができるもんだからすごい。つまり、預け荷物だけ先に預けてしまい、身軽になってショッピングなんかを楽しめてしまうという、さすが香港ならではの便利さです。そうそう、ここElementでは室内にスケートリンクがありまして、小さな子供達が楽しそうにスケートをやっていましたよ。歩き疲れた私たち一行は、このスケートリンクを見下ろすカフェにて一服してました。そうこうしているうちに、ヨーロッパに行っていた私の親友、Samsonが香港に到着したと言うことで、ここで落ち合うことにしました。お客様はSamsonのこともよくご存じのようで、ここで初めて彼に会うことができました。この後すぐにお客様を空港行き列車まで見送ることになったので、本当にギリギリのところでSamsonに引き合わせることができて良かったです。

 この後はお客様を駅で見送り、一旦解散。私はその後別の友達と会い、彼と一緒にSamsonと再び合流して昼間からバーで飲んだくれたりしつつ、夜はSamsonの家族と海鮮料理を食べに行き、おおいに楽しんでホテルに帰りました。明日はいよいよ帰国。寂しいなあ。

 本日のトピック 昼ビールは最高

Nobu

2008年3月15日土曜日

at the factiries with my client

 この日は私のお客様と工場見学ツアーです。日頃からお付き合いをいただいているのだけれども実際の生産現場については何も知らないということで、今回はこちらに来てもらって直接見てもらうことになりました。

 朝9時45分の高速船を利用し、香港から深センまで移動します。そこに、工場の車が迎えに来てくれて私たち二人を工場まで連れて行ってくれました。実に数年ぶりに再会する工場の面々にちょっと感激。みんな私のことを覚えていてくれたようで嬉しかったです。工場が新しくなっていたこともあって、さらに活気に満ちていました。まずはバッグの生産現場をお客様に説明し(説明ができるほど生産の知識があったことに我ながら驚きました)、私自身も新しい生産設備をチェックしたりして、結構楽しい工場見学となりました。すぐに昼食の時間となり、近くの高級ホテルでマネージャー達とランチです。これまた久しぶりの本格潮州料理に舌鼓を打ちまくり。昨今の中国食材不審の事はひとまず忘れることにしました。

 その後は別の工場をいくつか見学。日本でもおなじみのアレやコレなんかを作っている現場は、思った以上に洗練されていて、それでいて人海戦術な感じです。いままさに発展しつつある中国産業の現場に直面したという感じです。

 一通り見学が終わった後、運転手さんに私たち二人を国境まで送ってもらい、そこからバスで香港市街に戻ってきました。そこでEricと合流してみんなで夕食です。Ericは彼女を連れてきていて、私たち4人が向かったのは香港の外れ(?)にある漁村です。その名も「海鮮村」。そこで新鮮な魚介類を腹一杯食おうというのがこのディナーのコンセプト。魚市場と食堂が一体となったこの村(?)では、その場でチョイスした魚介類をお好みの調理方法で食べることができるという、実にナイスなスポットであります。海に面した桟橋の上に作られたレストランスペースは、オープンエアな感じで暑くもなく寒くもない現在の気候も幸いして実に快適なディナーを楽しむことができます。私たちは貝やらエビやらを選んで、いろいろなスタイルでそいつらを料理してもらい、もちろんビールを飲みつつ、豪勢なディナーを楽しみました。ありがとう、Eric。

 その後はホテルに戻ってEricと別れ、せっかくなのでお客様と週末の香港の街に繰り出すことにしました。私たちのホテルはTimShaTuiの中心にあるYMCAでして、どこへ行くにも大変便利な場所にあります。少し歩いてスターフェリーに乗り、船で香港島に渡りました。海を渡るときの夜景はいつ見てもキレイです。香港島について少し歩き、有名な飲屋街のランカイフォンに到着する頃には周りは人だらけ。特に外国人(香港人でないという意味)で溢れかえっており、とにかく賑やかで騒がしい。そんなやかましい店の一つに潜り込んでコロナを一本やりながら、店内で踊り狂うアングロサクソンの連中をながめておりました。本とは私も踊りたかったんですが、お客様がこの雰囲気に若干引き気味だったのでやめときました。私はとても楽しい店だなぁと思っていたんですけどね。

 その後は地下鉄でホテルまで帰り、本日のミッションはすべて終了。すぐに寝ました。

 本日のトピック ランカイフォンは週末に行け。

Nobu

2008年3月14日金曜日

Nobu meets iPhone

 前日までの無茶なスケジュールの影響で、朝8時過ぎまで寝ておりました。しかしこの日は金曜日、つまり平日。日本では普通に業務が行われております。時差は1時間進んでいるのでこのとき既に9時過ぎ。ベッドから起きて食堂で食事を済ませ、部屋に戻ってメールを読んだり書いたり、電話したりして仕事っぽいことをしていたら昼になりました。この日は午後から友人のEricに会うことになっていて、それまでに何とか片づけてロビーで奴を待っていたのです。

 果たして彼は時間通りにやってきた。そこから二人でタクシーに乗り、まずは昼飯。昨日のバス停の近く、Jordan付近の麺屋に入って人気の麺を食べる。ジャージャー麺っての? 余りよく覚えて無いけど、たしかに美味かった気がします。場所がよくわからんところにあるので、今度Ericにちゃんと聞いておこう。店内には日本語のメニューもあったよ。

 私は携帯電話をもう一個買おうと思っていたので、Ericに適当な店に連れて行ってもらうように頼んでみました。彼の友人が携帯電話屋をやっているとのことだったので、そこに行きました。電気街のビルにある店なんだけど、そのビルというのが、携帯電話屋ばかりがひしめくテナントビルでして、本当に携帯電話しか売ってないんですね。香港っちゅうのはこういうところばかりだから面白い。わざわざ別の場所に行かなくても商品を比べて買うことができるんだから便利だね。そこの一角にあるEricの友人の店で、いろいろと品定めを行いました。

 私が持っている携帯電話はNokia製のものが1個だけ。これに香港用と中国用のSIMカードを入れ替えて使用しています。また、最近知ったんですが、日本国内で使っているauの携帯電話に入っているSIMカードを、国外の携帯電話に差し込むとローミングで使用できるらしいんです。これはつまり、日本国内でいつもの私の携帯電話番号にコールすると、外国にいてもコールを受けることができると言うことなんですね。もちろんローミング料金がかかるんですけど(着信でも!)、便利なことこの上ないので、是非ともこのローミング用に電話機をもう一台買おうと思っていたのですな。

 メールもしないしカメラもいらないので、一番安いモノでいいや、と思っていたのですが、この店でとんでもないモノを発見。なんと、iPhoneが売っているじゃありませんか。しかも大きな声では言えないけど、SIMフリーに改造済み。つまり、私のSIMカードでも使えてしまうというシロモノ。ただ一つ難点がありまして、改造品のためにソフトウエアがアップデートできないということ。うっかりやってしまったら取り返しのつかないことになるかもしれない、ということらしい。でもねぇ、実際に触ってみてわかったんですけど実に魅力的な製品なんですよ。私は現在iPod-touchを愛用しているのですが、やっぱりこいつで電話ができるっていうのは途方もない魅力です。そしていつでもどこでもネットにつなげるというのも嬉しい。もうマクドナルドを探して回らなくても済むってのがイイ。実際に私のau電話のSIMカードを店員の女の子の使っているiPhoneにブチ込んでみたところ、ちゃんと使えたんだからタマらない。久しぶりに物欲全開モードへ突入です。いくらかと聞いてみると、これが6万円程。日本投入時もそれくらいだと予想されているらしいので格別高いとは思いませんでした。どうしようか、買っちゃおうかな・・・。

 正直とても迷った。そのまま1時間くらいいじくりまわしていました。店にしてみれば迷惑この上ない客だったでしょうな。だって本当に欲しかったんだもの。でもね、結局買いませんでした。だってiPod-touch持ってるし、あたりまえだけど日本じゃ使えないし。今年中に新モデルが出るとも噂されているので、迷うのはその後からでもいいんじゃないかな。さらに、もしかしたらオフィシャルな製品が日本でも発売されるかもしれないし、そうなったら間違いなく購入しますよ。結局9千円くらいのソニー・エリクソン製のシンプルな電話を買って店を後にしたのでした。

 この後は二人でサウナに行ってマッサージを受けたり、のんびりだらだらと過ごしておりました。この日の夜10時の便で私のお客様が東京から香港に到着するということで、Ericと二人で彼を空港まで迎えに行き、その足でTimShaTuiの飲み屋に行って3人で飲んでホテルに戻りました。

 本日のトピック iPhoneがもう少し安くなったら、多分買うよ。

Nobu

2008年3月13日木曜日

Tough trip vol.2 強行軍第二日目

 中国ツアー二日目です。朝は7時過ぎにタクシーに乗り、上海虹橋空港へ向かいます。上海では本当に宿に泊まっただけした。本当に上海に行ったのかどうかすら自信がありません。とにかく旅は続きます。上海では朝の渋滞がひどいと聞いていたので、高速道路を使わず下道で空港に向かいます。それでも各所で流れは滞り、市内の空港まで1時間近くかかりました。やっぱりここでも移動の単位は1時間。

 チェックインを済ませ出発ロビーで朝食。朝から辛い麺でした。でも何も食べないよりマシ。以降、この日の流れをダイジェストで追いかけます。

・上海虹橋空港から徐州へ飛ぶ。
・徐州空港は本当になんにもないところ。ここにお迎えの車が来ていた。
・車でさらに数時間。もうどれだけ走ったか覚えてません。
・工場に到着、そしてやっぱり昼飯。
・その後も工場で検品。製造現場は別の場所にあるんだけど、車で1時間。もういいかげんにしてほしい。
・最初の工場に戻る。いろいろあって業務終了。車で徐州空港へ数時間。
・徐州から深センへ飛行機へ移動。
・深セン空港から中国ー香港国境へタクシーで40分。
・国境からバスで30分。ようやく香港市内へ帰ってきた。このときもう深夜。
・バス停のそばで麺を食べ(美味しかった。また行こう。)、タクシーでホテルに帰る。

 時計は既に深夜2時半を回っておりました。この二日間で費やした移動時間は、延べ29時間程度。すげぇ、世界を股にかけるビジネスマンみたい! でもとても疲れるのでしばらくはやりたくないです。

 この日のトピック 移動中は妄想くらいしかすることがない

Nobu

2008年3月12日水曜日

Tough trip vol.1 強行軍第一日目

 この日から2日間の工場視察ツアーとなります。これら2つの工場は結構離れているために、かなり無理のあるスケジュールでの移動となりそうだといことを 事前に聞いていたのですが、実際にほとんど移動ばかりでとてもしんどかった。まずこの日は朝5時半に起きて準備をし、6時半のJordanバスターミナル 発のシャトルバスに乗るところから始まります。今回のツアーをアレンジしてくれたのがGilbertさん。私のビジネスパートナーでもあります。彼の知識 を総動員して組まれた今回のツアー、果たして無事遂行することができるのでしょうか。

 以降、駆け足でこの日のスケジュールを追いかけてみましょう。

・Jordanからバスで皇崗国境へ。ここで中国本土へ入国する。
・タクシーで深セン空港へ。約40分程度。そこから国内線で杭州へ。余談だけど、香港から杭州への直行便も出ているけど、深センから乗る方が安いらしい。
・杭州の空港に到着。そこからバスに乗って義烏へ。1時間半だったかな。
・義烏のバスターミナルに工場の人が車で迎えに来てくれていた。そこからさらに2時間(!)
・ようやく工場に到着。そのまま昼食となる。
・食後にやっと工場見学。本来の業務だ。3時間ほど滞在し、5時頃に工場を発つ。
・工場の人が車で義烏まで送ってくれる。そこからまたバスで杭州へ戻る。
・杭州から今度は電車に乗って上海へ。特急列車は1時間少々で着いた。しかし何でも1時間単位で動くな。
・上海南駅からタクシーでホテルへ。やっと落ち着く。Gilbertの友達と食事に出かけ、帰ってきてすぐ寝る。

 ホテルに戻ってきたときには既に23時を過ぎていたので、本当に丸一日移動に費やしていたことになります。次の日も朝早いので、早々に寝ました。

 本日のトピック。中国では移動が1時間単位。

Nobu

2008年3月11日火曜日

Hong Kong visiting, using CI

 数ヶ月ぶりの香港です。前回は上海だったから香港はいつ以来だろう。たぶん去年の秋じゃないかな。今回のミッションは工場見学を2カ所、日本のお客さんが中国に来たいということで、そのご案内というのが主なところ。あとは現地の私の恩人(香港での世話をしてくれた人)にいろいろと話を聞いてもらいたいというのもあります。もちろん、しばらくぶりに合う友人達とユカイな時間を過ごすのも楽しみの一つ。みんな元気だろうか。

 タイトルにもあるように、今回はCI、つまり中華航空を利用しました。ご存じの通り、ここ最近では数々のトラブル、事故が報告されている台湾のキャリアです。もともと割安なチケットなんですが件の騒ぎでさらにお値打ちになった感じです。本来ならば多少高くてもキャセイを利用したいのですが、いかんせん今回のチケットはさすがに高すぎた。7日間コースで9万円を超えていましたから(諸費用込み)。中華航空なら7万円弱(それでも結構かかるな)なのでまだそっちのほうがマシだということで、久しぶりに利用したというわけです。

 CIを利用する唯一のメリット、それは、キャビンアテンダントの制服が色っぽいことだということは、事ある毎に私が声を大にして申し上げてきたことであります。とにかく、スカートのスリットが深く切れ込んでいるのが素晴らしい。彼女らが上部の荷物入れに荷物を押し込む際に、たまに通路側座席に足をかけることがあるのですが、そのときに例のスリットが腰のあたりまでキレ込むんですな。さすが台湾女性、実に大胆です。私は座席予約するときには必ず通路側を指定するのですが、このハプニングを期待することとはあながち無関係ではない、と言ってもいいかもしれない。はい、変態です。

 そんなわけでせっかくCIを利用するのだから、美しく色っぽいキャビンアテンダントの皆様にお目にかかれるのをとても楽しみにしていたのです。と、ところが! なぜか全員フツーのスカートをはいているじゃありませんか。OLみたいなやつ。なんじゃこりゃー! どうやら知らない間に制服がモデルチェンジしていたようなのですが、それにしてもあんまりだ。怒りと失望感に打ち震えながら着席。その後の事はあんまり覚えていません。台北で乗り換えをして、気がついたら香港に着いていました。もう完全に「安い」意外にメリットの無くなった中華航空。これで旅の楽しみが一つ減りました・・・。

 香港は意外と涼しかった。暑くもなく寒くもなく、Tシャツに薄手のジャケットで過ごせる程度。空港から知り合いの事務所に直行し、夜は友人達と食事をしてホテルに戻って寝た。

 そんなわけで、この日のトピックはCIの制服改悪に尽きます。

Nobu