2008年3月15日土曜日

at the factiries with my client

 この日は私のお客様と工場見学ツアーです。日頃からお付き合いをいただいているのだけれども実際の生産現場については何も知らないということで、今回はこちらに来てもらって直接見てもらうことになりました。

 朝9時45分の高速船を利用し、香港から深センまで移動します。そこに、工場の車が迎えに来てくれて私たち二人を工場まで連れて行ってくれました。実に数年ぶりに再会する工場の面々にちょっと感激。みんな私のことを覚えていてくれたようで嬉しかったです。工場が新しくなっていたこともあって、さらに活気に満ちていました。まずはバッグの生産現場をお客様に説明し(説明ができるほど生産の知識があったことに我ながら驚きました)、私自身も新しい生産設備をチェックしたりして、結構楽しい工場見学となりました。すぐに昼食の時間となり、近くの高級ホテルでマネージャー達とランチです。これまた久しぶりの本格潮州料理に舌鼓を打ちまくり。昨今の中国食材不審の事はひとまず忘れることにしました。

 その後は別の工場をいくつか見学。日本でもおなじみのアレやコレなんかを作っている現場は、思った以上に洗練されていて、それでいて人海戦術な感じです。いままさに発展しつつある中国産業の現場に直面したという感じです。

 一通り見学が終わった後、運転手さんに私たち二人を国境まで送ってもらい、そこからバスで香港市街に戻ってきました。そこでEricと合流してみんなで夕食です。Ericは彼女を連れてきていて、私たち4人が向かったのは香港の外れ(?)にある漁村です。その名も「海鮮村」。そこで新鮮な魚介類を腹一杯食おうというのがこのディナーのコンセプト。魚市場と食堂が一体となったこの村(?)では、その場でチョイスした魚介類をお好みの調理方法で食べることができるという、実にナイスなスポットであります。海に面した桟橋の上に作られたレストランスペースは、オープンエアな感じで暑くもなく寒くもない現在の気候も幸いして実に快適なディナーを楽しむことができます。私たちは貝やらエビやらを選んで、いろいろなスタイルでそいつらを料理してもらい、もちろんビールを飲みつつ、豪勢なディナーを楽しみました。ありがとう、Eric。

 その後はホテルに戻ってEricと別れ、せっかくなのでお客様と週末の香港の街に繰り出すことにしました。私たちのホテルはTimShaTuiの中心にあるYMCAでして、どこへ行くにも大変便利な場所にあります。少し歩いてスターフェリーに乗り、船で香港島に渡りました。海を渡るときの夜景はいつ見てもキレイです。香港島について少し歩き、有名な飲屋街のランカイフォンに到着する頃には周りは人だらけ。特に外国人(香港人でないという意味)で溢れかえっており、とにかく賑やかで騒がしい。そんなやかましい店の一つに潜り込んでコロナを一本やりながら、店内で踊り狂うアングロサクソンの連中をながめておりました。本とは私も踊りたかったんですが、お客様がこの雰囲気に若干引き気味だったのでやめときました。私はとても楽しい店だなぁと思っていたんですけどね。

 その後は地下鉄でホテルまで帰り、本日のミッションはすべて終了。すぐに寝ました。

 本日のトピック ランカイフォンは週末に行け。

Nobu