2009年6月28日日曜日

覚え書き;DoCoMoでiPhone

 DoCoMoのSIM(FOMAカード)でiPhoneを使うための覚え書き。

『海外版 iPhone3G につきまして教えてください。』のクチコミ掲示板

 価格.comのクチコミ掲示板。DoCoMoでiPhone、というハックについて非常に密度の濃い情報が蓄積され続けています。

Nobu

iPhone x Plantronics Discovery 925

 以前香港で買ったPlantronicsのBluetoothヘッドセットの925、普段は車で移動するときに使用しておりました。買ったときはデザインの良さだけで選んだのですが、これが結構使えるシロモノでして、音声通話も不自由なくできますし、一見そうは見えないものの不思議と耳にしっくりハマるんですな。



 いろいろ調べてみると、どうやらこのヘッドセット、1台で2台までの携帯電話とペアリングできるらしい。つまり、2台の携帯電話のうち、どちらに着信があっても、このヘッドセットで応答ができるということなんですね。こりゃあ便利だ。何に便利かというと、香港や中国に行ったときに、現地用の携帯電話と日本電話は常に2台ともアクティブにしているため、その両方を1つのヘッドセットで応答できちゃうということじゃないですか。試さない手はない。

 というわけで、手持ちの2台のiPhone(Softbank機とHK機)を使って実験してみました。



 結論から言うと、ダメでした・・・。どちらか片方しかペアリングできない・・・。

 他のブログとかを参照してみると、iPhoneと他の携帯電話での2台で使うことができた、ということなのですが、おそらく同じプロファイルを必要とする状況だと、ダメだということなんでしょうね。他のBluetoothヘッドセットでも2台まで同時ペアリングできるという機種もあるのですが、それも異なるプロファイルの場合のみ、という但し書きがついていました。このPlantronicsもそういう制約があるんでしょうね。

 それにしても残念だなぁ・・・。仕方がないので、もう一台はNokiaN82で使ってみるか・・・。明日実験してみよう。

Nobu

2009年6月12日金曜日

iPhone 3GS ですよ。

 やったぜ、新型万歳! という気持ち半分、うーむ、なんだかイマイチ、というのがもう半分。iPhone3GSではプロセッサの高速化、メモリの増強、バッテリーの強化が図られるなど、まさに従来型で問題とされ続けてきた動作の不安定、電源消耗の激しさなどを解消するための重要な改良ポイントです。「動作が快適でバッテリーも長持ち」だなんて、どれだけ待ち望んできたことでしょう。これは素直に万歳と言いたいところです。まあ、裏を返せばそれくらい問題の多いハードウエアだったということなんですけどね。とにかく、アプリが落ちたり(落ちるんです)、電池が一日持たなかったり(ホントです)、入力に対する反応がやたらと遅かったり(壁に叩きつけたくなります)していたのが、キレイサッパリ無くなってくれることを心から期待しています。

 イマイチな点ですけど、あれほどWWDCに向けて話題が盛り上がっていたにも関わらず、デザインやハードウエア機能については大きな変化はみられなかったということ。例えて言うならば、それまで2.0〜2.5リッター4気筒のエンジンのみのラインナップだったのに加え、3リッターの6気筒モデルが新登場ですよ! みたいな感じかな。外観もほとんど変わらず、カラーバリエーションさえ変化無し。噂されていたアルミユニボディスタイルやビデオチャット用の自分向きカメラなども、ぜーんぶ、無し。気分的にマイナーチェンジの域を出ていない感じです。まあ、まだiPhone3Gから1年しか経っていないのでこれくらいが妥当なのかもしれないですけどね。4半期ごとにフルモデルチェンジを繰り返す日本のケータイが、ちょっと異様なのかもしれません。

 さてこのiPhone3GS、果たして買いなのかそうでないのか。iPhone3GS発売開始後も平行してそれまでのモデル、いわゆるiPhone3Gも継続して販売されます。こちらは8Gのみとなりますが、実質負担額0円などという大盤振る舞いのプランもあるようで、安く手に入れたいならこちらというオプションもあります。私が考えるiPhoneの導入プラン、誠に主観的で恐縮なのですが、思いつくままに書き綴ってみました。


その1.新規にiPhoneを導入する方 〜アクティブ編〜

 これまでもiPhoneに興味があったのだけれども、今ひとつ踏ん切りが付かなかったというか、タイミングを逃し続けてきたというか、でも新型発売のニュースで俄然やる気マンマンになっちゃった、そんな方です。

 これはもう、今すぐSoftbankに走ってiPhone3GSの32GBを予約してきて下さい。いや、現段階で予約ができるかどうかは知りませんけど、とにかく発売と当時に一番高い奴を買う事をオススメします。なぜ発売と同時なのか? しばらく待てば値下がりするかもしれないのに、そのリスクを負ってまで買い急ぐのは何故なのか? それを説明する前に、「コンピュータ機器は最新機種が最良である」の法則を説明する必要があります。日進月歩の進化を続けるコンピュータ機器は、ムーアの法則を持ち出すまでもなく、日々最新技術が開発されており多くのメーカーが我先にと製品化を目指しております。昨日買ったパソコンが今日にも時代遅れになってしまった、というのは少々大げさですが、それに近いようなことが日常繰り広げられているのであります。買ったその日からすでに「時代遅れモデル」へのカウントダウンが無情にもスタートするのが現実なわけでして、だったらその「来るべき日」への時間が少しでも長い方がいいに決まってます。中途半端に型落ち品を手に入れるのはいいのですが、それはそれである程度の出費はあるわけですし、同じフトコロを痛めるのであれば精神的に満足感が高い方がいいでしょう。もちろん、本革シートやサンルーフ、果ては悪趣味丸出しの金色メッキナンバープレートフレームなど、人によって全く意味を持たないようなオプションに出費するのは無駄の極みですが、あれ?いつの間にか車の話題になってる。ともかく、コンピュータは一番新しいのを買うのがいいですよ、という話です。

 32GBの容量が適当なのか、どうなのか。私は現在iPhone3Gの16GBを使っていますが、一番のストレージ食いはCDアルバムなどの音楽データです。それでも半分、つまり8G程度。そもそも、バッテリー消費の激しいiPhone3Gでは、ガンガン音楽を聴いていていざ電話をしようと思ったら電池切れ、なんてことになりかねないので、持ち歩いているときに積極的に音楽を聴こうとは思えません。これはあくまでも、カーステレオに繋いでいるときに音楽を聴く用です。

 次に多いのがアプリ関係。私は辞書アプリを複数入れているので、これが結構場所食いなんですね。といってもCDアルバム2〜3枚程度ですが。でもiPhoneに辞書アプリって、結構便利なんですよ。頻繁に使うのが和英、英和辞典。各所で絶賛されているWisdomを使っていますが、本当にこれが最高のアプリでして、おかげですっかりスタンドアロンの電子辞書は使わなくなりました。OS3.0がリリースされてさらにこうした便利アプリが増えてくると予想されるので、やっぱり容量は多い方がいいです。私のiPhoneもそのうちストレージの大半をアプリが占めるようになるかもしれません。

 ちなみに、iPhoneをメイン携帯にするか、サブで使うようにするかで、iPhoneに対する覚悟が問われます。はっきり言って極めて大きなチャレンジですが、ここはあえてメイン携帯とすることをオススメしたいです。こうして後戻りできない状況に追い込んでみると、意地でも使いこなしてやろうという気になります。するとどうでしょう、それまで体験したことのない未知のiPhoneワールドが見えて来るじゃありませんか。おサイフケータイ? PASMOを持ちましょうよ。なんなら、iPhoneのケースに貼り付けておけばいいじゃないですか。ケータイメール? キャリアにドメインを縛られるなんてゴメンです。G-mailでいいじゃない。PUSH配信を設定しておけば(最短でも10分おきになりますが)、ケータイメールっぽく使えますよ(?)。そうすれば、いずれキャリアを替えたときも、いちいち「メールアドレス替えました」ってお知らせしなくても済んじゃう! 便利!

 さらに蛇足ですが、iPhoneを使っていて一番楽しいのは、パソコン(もちろんMac)とiPhoneが完全に同期が取れているのを見ているとき。メールを書いたり、アドレス帳を書き直すとき、iPhoneでやらなくても目の前にパソコンがあれば、そっちで作業をすることができちゃう。そして、放っておけば自然とiPhoneの中身も同じ状態になっている。これはねぇ、実際に体験するとものすごく快感なんですよ。もう後には戻れないです。あ、もちろん、MobileMeの導入が前提ですよ。年額1万円。これを高いと感じるか安いと感じるかで、Appleに対する愛を測ることができるとかできないとか。


その2.新規にiPhoneを導入する方 〜ノン・アクティブ編〜

 なんとなくiPhoneに興味があって、でも無理して買うまでもないという方。あればあったで楽しいかもしれないよね、といった程度のレベルの人。

 こういう人は、たぶん、iPhoneを買うとものすごく後悔します。安ければ安いほどいいよね、って思って契約すると、おそらく8Gの iPhone for everybody なんぞをチョイスすることになるんでしょうけど、これって2年縛り強制なんですよ。しかも自動更新。自分に向いていないからやっぱりやーめた、となったときに意外と出費がかさんだりして大変です。

 そこでオススメなのが、iPhod Touch。iPhneがあるのに、コイツの存在意義って一体何なんだ? と思われるかもしれませんが、これはこれでスグレモノのデバイスなんですよ。まずとにかく薄い。新型は背面が曲面となっていて、薄さが際だっております。それでいて通話と一部の機能を除いてはiPhoneとできることは同じため、あれやこれやのユカイな機能を思う存分満喫できてしまうというわけです。Skypeを使えばWiFi環境下で電話もできちゃう。月額契約も必要ないので、気軽に使えます。iPhoneワールドにいまいち踏み込めない方は、Touchというチョイスも大いにありですよ! 私も新しいのが1台欲しい!


その3.現在iPhone3Gを使っている方

 これはちょっと悩む。もちろん、基本性能が大幅にアップすると言われている3GSへの乗り換えは、大いにiPhoneライフを向上させてくれることは間違いないのですが、ポイントはやはりコストですな。iPhone3Gを発売日に購入した人手すら、端末代金の割賦が完了していないという状況では、毎月の端末代金がダブルでのしかかってくることになってしまいます。まぁ、ブツが手元にあるということは代金を支払わなくてはならないわけで、それが後か先かの違いということになるだけなんですけど、それにしても出費増には変わりません。

 iPhone3Gをヘビーに使ってきたユーザなら、それでも3GSへの乗り換えは必須でしょう。なにせあのクソ重く頻繁にメモリ掃除をしないとゲームもできないような環境では、ストレスがたまり続ける一方です。一刻でも早く快適な環境を手に入れちゃいましょう。

 一方、アプリもそんなに使わないし、パソコンともつなげる機会も極めて少ないという、「iPhoneやっちゃたね」派の方は、あえて買い換える必要は無いかもしれません。途中解約をして余分な負担増をするのもアレですし、とりあえず端末代金の割賦が終わるまでは我慢して使い続けましょう。


その4.その他

 SIMロックのあるiPhoneなんぞクソくらえ、という方。香港でのリリースを待ち焦がれている方。ええ、私です。高額でかつ日本国内で修理対応ができないのにもかかわらず、あえてSIMロックフリー版を買い求めるのにはちゃんと理由がありまして、外国に行ったときにその土地のSIMカードを使いたいからに他なりません。国外のいくつかの地域では、高速なHSDPA通信に接続できるプリペイド式のSIMカードがありまして、これさえあれば日本国内でSoftbankの通信網に繋ぐのと同じ感覚で使えちゃいます。特に、大量のパケット通信を必要とするマップ機能なんかは、初めて訪れる外国でこそ威力を発揮するというもの。また、旅先でTwitterをアップするのにとても便利です。

 あと、国内で使うときのことなんですけど、ほら、Softbankの3G網って頼りないじゃないですか。HSDPA7.2Mも、国内のごく一部しかサービスインされておらず、今後も拡大する見込みが立っていないみたいだし、なんでDoCoMoからiPhoneが出ていないんだよ、ってボヤいたのは一度や二度ではないはずです。そこでSIMロックフリーiPhoneの登場ですよ。moperaUを使ったパケット定額プランへの接続を行うハックとかも紹介されていますし、その気になればSoftbankフリーで使用することもできます。もちろん、Softbankを利用するのと比べてもかなり割高で、かつ、いつこのハックが塞がれてしまうかわからない、というリスクもありますが、アクティブなiPhoneユーザなら試してみたくなる魅惑のハック、たまりませんなぁ。



 そんなわけでいろいろなパターンを考察してきましたが、iPhoneを使うということは、ケータイスタイルを一変させるということでもあるので、それを快感とするか試練とするかは、結局の所人それぞれですよね、というありきたりなシメでこのエントリをまとめたいと思います。iPhone、いいですよぉ。

Nobu

2009年5月28日木曜日

厦門へ石を見に行ってきました

 現在の業務で取引のある厦門(Xiamen、アモイとも言います)の会社は、石材を中心に取り扱っているところです。厦門市の周りには良質の石が採掘できる土地がいくつもあり、古くから日本向けの墓石などの石材や、石を用いた加工品などの産業が栄えてきました。

 今回は石材とは別件でこちらの会社を訪れたのですが、せっかくなので彼らの石材工場にも足を運び、生産の現場がどうなっているのか、どういった製品があるのかを見てきました。



 こちらがその工場です。奥に見える建物がサンプルルーム棟で、周りに見える石材はすべてこちらの在庫品。フレームに収まっている敷地すべてが、こちらの工場となります。この写真に収まっていない敷地にも、膨大な数の製品が陳列されています。バイヤーは度々この工場を訪れ、そこら中に横たわっている製品を選んで、コンテナ単位で買っていくんだそうです。もちろん、デザインさえあれば受注生産も可能です。

 以下に、この工場で陳列されている在庫品を紹介します。現地まで行けば、すべて即決で購入できますよー。


たくさんのフクロウ達



石のベンチ



石のバーベキューコンロだそうです



石のお城 凝ってますねぇ



動物の置物 ご家庭の庭に置いてありそうです



ちょっとマニアックな置物 なんでも作っちゃいます



サッカーファンなら庭に転がしておきたい?!


 まるでプラモデルを作るが如く、戦闘ヘリやら車やらの置物を石で作っちゃうというのが凄いです。車に至っては、ちゃんと車輪が動くんだからオドロキですよ。まあ、こうしたものの需要があるかどうかはちょっと謎ですが・・・。

 以下が、生産の現場です。まさしく現代の石工達が鎚を振るっていました。実際には電気カッターなんですけれども、黙々と石を削ってゆくその様は実にたくましく、匠の技術を思わせます。


石を切るための巨大なカッター



石工達 ものすごい騒音と粉塵の中、黙々と作業に打ち込んでいます



複雑な工程を経て、丁寧に磨きをかけてゆきます



加工用に切り出した石


 石というのは、これはもう完全に大自然の恵みの産物です。近年、増加する消費の動向に合わせ、原石の価格が結構な勢いで上昇しています。ここ中国の原石の価格はすべて、政府によってコントロールされておりまして、今後は高くなっていくことはあっても安くなることはないだろう、と言われています。私たちが普段何気なく目にする石材ですが、考えてみるとこれらも全て有限の資源なんですね。永く、大切に使えるものを選びたいです。

◆おまけ こんなものまでありました!




 なんと石でできたF1マシンです。原寸大。一体いくらかかっているんだろう? これはすでに売却済み(!)のものでして、展示会に出展するためにお客様から預かっているんだそうです。ちゃんと個々の空力デバイスまで再現されているのが凄い・・・。

Nobu

2009年5月17日日曜日

レバレッジ・リーディング 本田直之

読書で自分の中の「常識」を更新する:
・意識して自分に新しい刺激を与え続けないと、自分のやり方に固執したり、視野が狭くなる。
・知識を吸収し続けるためにも、多読を習慣にすべき。

書評を参考にする:
・日経ビジネス
・GQ ファッション誌とビジネス誌の中間みたい。
・TOP POINT

(多読->一冊あたりの読書にかける時間、労力を必要最小限にしているため)読後のフォローアップが最重要。自分の身にならない。
・読後フォローをシステム化する
 ->レバレッジメモ作り

レバレッジメモとは?
・本の中で自分が重要と思った箇所を抜き出し、まとめたドキュメント。常に携帯し、いつでも参照できるようにしておく。読んだ本のエッセンスを自分の中に徹底的に取り込むためのもの。

フォローアップシステム
・読書中は常に筆記具(なんでも可。三色ボールペンじゃなくてもね。)を手にしておき、重要だと思った箇所は迷い無く線引き、囲みを入れる。そのときに感じたことなども、どんどん余白に書き込んでいく。
・書き込んだページは、あとで検索しやすくするため、折り目をつけておく。
・週末などのまとまった時間が取れるときに、本のチェックを入れたところ、書き込みなどを、レバレッジメモに書き起こす。
・常にレバレッジメモを携帯し、思いついたときに読む。内容が自分の中に取り込まれていくまで、何度でも参照する。
 ->知識がなじむ。
 ->パーソナルキャピタル(会社に帰属しない、自分自身がサバイブするための知識能力資産。<->コーポレートキャピタル)を作るため。
・本を本棚にストックする。古くなったものから迷わず捨てる(あるいは、野口式「超・整理法」に基づき、本棚の端の本から捨ててゆく)。

言葉をおごる
・作ったメモを他人に紹介する。知識を「奢る」。第三者引用をすることにより、説得性を持たせる。

一度読んだ本は二度と読まない!!
・メモを抜き出した本は、出がらしの茶葉のようなもの。

知識に経験が加わって初めて、物事は「できる」ようになるのです。それまでは単に「知っている」にすぎない。情報社会となり、知識偏重の時代となって、「知っていればできる」と思う人も増えてきたようですが、それは大きな間違いです。「できる」と「知っている」との間には、深くて大きな溝がある。それを埋めてくれるのが、現場での経験なのです。

稲森和夫「生き方」 より


 ->そうなんだけれども、得た知識がなかなか活かせる気がしない。本を読んで得た知識は、差し迫って自分に必要なのか?
 ->差し迫っていない知識を得る必要があるのか?

☆成果をあげる人に共通しているのは、自らの能力や存在を成果に結ぶつける上で必要とされる習慣的な力である。

☆畳の上の水練 になるな!

たくさんの冊数を読むことも大事ですが、たくさん実行することの方が大事です。とにかく行動して、試してみて欲しいと思います。

本田直之「レバレッジ・リーディング」


2009年4月16日木曜日

香港で銀行口座を開設する

 日本在住の日本人で、かつ、英語があまりできない方が、香港で銀行口座を開設するにはどうしたらいいのか。これのサポートを実際にやっている方に、話を伺ってきました。

 香港では金融所得に対する課税が無いために(日本は20%)、香港で銀行口座を作って資産運用をする方が大勢います。銀行で直接投資信託や株を購入することができる手軽さも手伝ってか、今でも口座開設に対する需要は一定数あるようです。私も香港に度々訪れるため、そうした方へのお手伝いができないものか、日頃から考えていたところです。

 今回話を伺ったのは、HSBC(香港上海銀行)での口座開設サポート顛末記です。英語があまり得意でない、もしくは全く話すことのできない方々を連れて、果たして無事口座開設はできるのか。

 結果から言うと、全員無事口座開設ができたそうです。もちろん一筋縄ではいかないようでしたが。

 私の手元にある本「小富豪のための香港金融案内」によりますと、HSBCでの口座開設は本店で行うのがよろしいとのこと。日本人向けの口座開設にも実績があるためだそうですが、そうは言っても英語の話せない人は基本的にNGです。こちらの情報によると、「HSBC香港では英会話ができない日本人は口座開設ができなくなりました」だそうで、なんだオイやっぱり英語ができねぇとダメなんじゃねぇか! ということになってしまいます。ではどうやって上記の方は無事口座開設までこぎ着けたのでしょうか。

小富豪のための金融シティ「香港」の楽しみ方 (Cool & smart investors)

 HSBCは香港内にいくつも支店を持っています。そして、窓口対応というのは各店舗によってポリシーがまちまちだったりするんですね。上記の彼は、本店でけんもほろろに断られた後、店内の行員に近くの支店の場所を聞き、そこに行って口座開設に再びチャレンジしました。本店では担当者もクールな対応だったのが、支店ではとてもフレンドリーに対応してくれたんだそうです。結果、無事口座開設を行うことができたそうです。

 担当者とのやりとりの実際としまして、まずはブースに通されます。このとき、口座開設をしたい人(英語が不得意、またはできない)と、それをサポートする人の二人で入るのですが、基本的に担当者は開設したい人と直接話をする必要があるので、サポートの人は完全無視を決め込みます。また、入れ知恵をされるのも快く思わないので、質問に対してはちゃんと応えられるようにしておかなくてはなりません。Yes/Noくらいなら何らかの合図で返答できるようにサポートできそうなものですけど、「何故開設したいのか」みたいな突っ込んだ質問になると、かなり困ります。実際、ほとんど喋れなかった方が椅子を暖める間もなく追い返された、っていう話もあります。

 結論:本店で開設したいなら英会話は必須

 ちなみに、今回はスマートバンテージ口座の開設でした。一般にはパワーバンテージ口座を利用するらしいんですが、維持に必要な残高が低いこちらのほうがよいとのこと。利用できるサービスもあまり変わらないようです。

 いろいろやってダメだったら、シティバンクで口座開設をするというのも手ですね。こちらはジャパンデスクなる日本人専門の窓口もあるようで、比較的ハードルは低いはずです。口座維持手数料が割高になるというデメリットもありますが、3万HKD以上口座残高があればそれもかからないので、あまり気にならないかもしれません。

Nobu

2009年4月12日日曜日

4/10WBSメモ カーシェアリングと太陽光発電

 今、急成長しているカーシェアリング業界について触れられていました。

 中古車最大手のガリバーが手がけるカーシェアリングシステムは、自社の在庫を活用したもの。自社商品を利用することによりコストメリットが活かせます。ケータイ予約などに対応していて、番組中でも具体的な利用方法、例えば、メンバーカードを車両後部のセンサに近づけることでユーザ認証できるようになる、などが紹介されていました。

 担当の社員はインタビューで、カーシェアリングの利用を通じて、ゆくゆくは自社商品の中古車販売に繋がればいい、と言っていましたが、カーシェアリングが進めば車保有は必要なくなってくるので、これについては見通しは不透明なんじゃないでしょうかね。

 Timesでお馴染みの時間貸し駐車場大手のパーク24、こちらは全国8,500カ所に上る自社の駐車場を活用した、乗り捨てシステムを目指している。マツダレンタカーの買収はこのカーシェアリングを見越した物として報道されています。旅行者には便利そうですね。私も北海道でレンタカーを借りたときには、函館で借りて女満別で返す、ということをしましたが、乗り捨てのいいところは行動範囲が格段に広がるということなので、このシステムは魅力的です。ただ、そうなるとカーシェアとレンタカーの区別がつきにくくなるかな。キモは値段の差になるのでしょうか。定額+従量のカーシェアか、100%従量のレンタカーか、みたいな。

 現在のところ、カーシェアリングの最大手はオリックスグループです。パスモが使えたり、駅のすぐそばに立地していたりと、利便性を追求していて、企業の利用も多いとのこと。番組でも実際に業務で使用している方のインタビューがありました。

 最大手のオリックスでも、全国でカーシェアリング用の車両は299台しかないそうで、まだまだ市場は大きくなることが見込まれています。ただ、コーナーラストのコメントにて、カーシェアが進むと新車販売に影響がでると予想され、ただでさえ車離れの進む現代では、車社会そのものへの影響も小さくないだろうと結んでいました。

Nobu