2007年11月28日水曜日

上海に行ってきました

日曜日から3日間、上海に行って来ました。今回が初めての訪問になります。上海というところはどこもかしこも超近代的な都市だとばかり思っていたんですが、なんというか、まあ、広州とか杭州とかとあんまり変わらないじゃん、というのが正直な感想。でも、「新天地」だけは表参道みたいな感じでした。外国人もたくさん見かけたし。

上海浦東国際空港に到着した後、ウワサのリニアモーターカー(通称:Maglev)に乗ってみましたよ! 



これがそのリニアモーターカー。

最高時速430km/hで約30kmの道のりを7分ちょっとで駆け抜ける、文字通り超高速の交通機関として、上海観光の目玉の一つにもなっています。私が搭乗したときは早朝/夕方ということもあって、実際は300km/hまでしか出ていなかったのですが、それでもものすごいスピードが出ているのは体感できました。なにせすぐ隣に高速道路が走っていて、走行している車をどんどんとブッちぎっていくもんだから、まるで湾岸線をハイチューンの車で限界走行(違法です)しているかのような気分。これをのんびりとくつろぎながら体感できるってのはなかなか貴重な体験ですよ。

もちろん、今回もお仕事で行っているのでほとんど観光はしておりません。ただ、食事だけは目一杯楽しんできました。

到着した夕方、どうしても小籠包が食べたくてホテルの人に聞いたら、なんだか高級そうなレストランを紹介してもらいました。住所が書いてあるカードを見ると、なんと東京にも支店のある有名店らしい。でも、せっかく上海に来たんだから地元の食堂に行ってみたくなりまして、一人で夜の街に繰り出しました。そしたら、なんだかそれらしい食堂があったので突撃。店の人は英語が通じないので、聞きかじりの中国語と、さらに身振り手振りで悪戦苦闘した結果、小籠包と麺をオーダーすることができました。これがね、実にウマいんですよ。ちゃんとアツアツのスープが入っている小籠包で、9個入りで270円くらい。んーでも杭州だったらその半額以下なんだけどなァ・・・。ま、美味しかったからいいや。

翌日は温州というところに工場見学。当日中に上海に帰ってきて、こんどは新天地で夕食となりました。このときはお客様と一緒だったので、彼らのリクエストで鼎泰豐(ディンダイフォン ちゃんと表示されるかな?)という、なんでも小籠包の超有名な人気店というところに行ったんですけど、これがまた実に美味! なるほど人気なのもわかりますなと納得せざるを得ません。本当に、感動的なくらい美味しいんですよ。このレストラン、日本の主要都市にいくつか支店があるみたいで、名古屋店もJRセントラルタワーズに入っております。4人で腹いっぱい食べたんですけど、総額7,000円くらいだったもんだから結構安いんですね。日本で同じくらい食べたら1万円じゃあ収まらないんじゃないかな。

そんなわけで食道楽にはたまらないのが上海、ですね。パッケージツアーもたくさん出ているので比較的来やすいですし、日本から近いのもいい。ただ、街中ではほとんど英語が通じないので、旅行用中国語ハンドブックの類は必須かもしれません。地下鉄の切符を買うのにも苦労するヨ! ちなみに、中国語のカタカナ読みは、経験上ほとんど通じないので注意が必要です(4声が理解できていないとツラい)。

Nobu