2009年4月12日日曜日

4/10WBSメモ カーシェアリングと太陽光発電

 今、急成長しているカーシェアリング業界について触れられていました。

 中古車最大手のガリバーが手がけるカーシェアリングシステムは、自社の在庫を活用したもの。自社商品を利用することによりコストメリットが活かせます。ケータイ予約などに対応していて、番組中でも具体的な利用方法、例えば、メンバーカードを車両後部のセンサに近づけることでユーザ認証できるようになる、などが紹介されていました。

 担当の社員はインタビューで、カーシェアリングの利用を通じて、ゆくゆくは自社商品の中古車販売に繋がればいい、と言っていましたが、カーシェアリングが進めば車保有は必要なくなってくるので、これについては見通しは不透明なんじゃないでしょうかね。

 Timesでお馴染みの時間貸し駐車場大手のパーク24、こちらは全国8,500カ所に上る自社の駐車場を活用した、乗り捨てシステムを目指している。マツダレンタカーの買収はこのカーシェアリングを見越した物として報道されています。旅行者には便利そうですね。私も北海道でレンタカーを借りたときには、函館で借りて女満別で返す、ということをしましたが、乗り捨てのいいところは行動範囲が格段に広がるということなので、このシステムは魅力的です。ただ、そうなるとカーシェアとレンタカーの区別がつきにくくなるかな。キモは値段の差になるのでしょうか。定額+従量のカーシェアか、100%従量のレンタカーか、みたいな。

 現在のところ、カーシェアリングの最大手はオリックスグループです。パスモが使えたり、駅のすぐそばに立地していたりと、利便性を追求していて、企業の利用も多いとのこと。番組でも実際に業務で使用している方のインタビューがありました。

 最大手のオリックスでも、全国でカーシェアリング用の車両は299台しかないそうで、まだまだ市場は大きくなることが見込まれています。ただ、コーナーラストのコメントにて、カーシェアが進むと新車販売に影響がでると予想され、ただでさえ車離れの進む現代では、車社会そのものへの影響も小さくないだろうと結んでいました。

Nobu