2008年1月1日火曜日

本のレビュー 正月に読んだモノから

あけましておめでとうございます。

 正月は寝正月、と決め込んでいましたので、仕事納めの翌日から自宅に籠もって読書三昧の日々を送っています。普段は滅多に読まない小説(一旦読み始めると最後まで読まないと気が済まないので控えてる)を大量に買い込み、朝から晩まで好きなだけ読み散らかして疲れたら寝る、という誠にもって優雅な暮らしを満喫しております。女房は先月子供が生まれたために実家に帰っており、私一人が家に取り残されてしまって、まるで一人暮らし時代に逆戻り。立場が立場なら実にうらやましい境遇といえましょう。その特権をフルに活かし、かねてより読みたかった作品を一気によんでしまおうという魂胆なのであります。

 これまでに読んでみて面白かったのは・・・

 海堂尊 著 「ジェネラル・ルージュの凱旋
 ・大好きな医療モノ。田口・白鳥コンビの活躍が痛快でした。
 ・速水部長の格好良さは異常。理系女子なら間違いなくイチコロ。
 ・ロジカルな論戦が話を盛り上げます。こういったのが好きな向きにはタマラないかも。

 東野圭吾 著 「秘密
 ・正直に申し上げましょう、生まれて初めて、本を読んで号泣しました。
 ・妻あり、娘ありの30代男性は、この本を読むとエラい事になります。でも読んで。
 ・最後の最後、ほんの数行ですよ。ここで一気に感情の堤防が決壊しました。

 二人とも好きな作家なので夢中になって読んでしまいました。どちらも予想以上の内容で大満足。こういうのは一気に読んでしまうのがいいんですよね。つーか、続きが気になって止められんですよ。まだまだ休みはたっぷりあるので、当分は本読み生活から抜けられそうにありません。

Nobu